通常、企業譲渡にあたっては、M&A アドバイザーが過去3期の決算書等の業績と資産状況により 評価し企業の売却価値を算出いたします。
しかしながら、経済環境や人材の雇用環境など様々な変 化により、評価の方法は変えていく必要があります。その様な目に見えない、また数値データーに ならない部分の評価も加味して企業評価をし、
企業の譲渡を実現化する知識と経験を有するものを M&A 戦略アドバーザーと言います。 当社団では、一定の知識を取得した上で、経験と実績を積んだ者に対し、認定 M&A 戦略アドバ イザーとしての称号を授与しその活動を支援しています。
本講座では、単に M&A の流れやスキームの習得にとどまらず、経済環境の流れなどから、どのよ うにすればクライアント企業の企業価値が上がるのか、売却を前提としない企業再生の観点からコ ンサルティングを実行し事業の改善から、その後の経営方針策定に至るまでの経営者の良きパート ナーとしての知識を学んでゆきます。 講座終了後、アドバイザー様がスムーズに M&A 事業に着手できるよう、毎月定例で M&A 事業化 勉強会の開催や具体的案件に対する実地指導などのフォロー体制も充実しています。 また、講座終了後一定の実務経験を積むと社団より、M&A 戦略アドバイザーの認定を受けること ができます。
【実務家コース】
1講 コンサルタントから見たM&A |
1. M&Aマーケットの将来性 |
2. M&Aから見た不動産価値の考え方 |
3. 周辺業種との関わりとM&Aの優位性 |
4. 周辺業種との関わりとM&Aの優位性 |
5. M&Aシグナルの捉え方 |
6. M&Aシグナルの捉え方 |
7. M&Aの提案 |
2講 M&Aの全体像 |
1. M&Aとは何か |
2. M&Aの形態 |
3. M&Aのメリットとは |
4. M&Aの全体の流れ |
5. M&Aに登場するプレーヤー |
6. 各種書類の雛形 |
1講 企業評価と実務 |
1. M&Aアドバイザーの決算書の見方 |
2. M&Aアドバイザーの決算書の見方 |
3. 案件発掘(オリジネーション)とその方法 |
4. どのような案件を発掘すべきか |
5. 企業価値算定(バリュエーション)の考え方 |
6. 評価後の実質決算書 |
7. FAの交渉戦略(ネゴシエーション) |
2講 M&A事業取り組みのための法律知識 |
1. 瑕疵にならないための注意事項 |
2. 偶発債務、簿外債務対策 |
3. 法律違反、契約違反対策 |
4. M&A商談の流れ |
5. 契約書作成のチェックポイント |
1講 M&A業務実行のために |
1. M&A事業着手前確認 |
2. 企業概要書の作成 |
3. 株主名簿の確認 |
4. 意向表明 |
5.基本合意時の注意点 |
6. 財務・法務デューデリジェンス |
7. 表明保証 |
2講 粉飾とその見抜き方 |
1. 社長の実態把握 |
2. 決算書上のシグナル |
3. 棚卸資産の粉飾 |
4. 特殊詐欺の実態 |
1講 破談とならないためのM&Aの実務 |
1. トラブルにならないための準備事項 |
2. 議事録の記載 |
3. M&A折衝記録 |
4. 売り手の心情 |
5. 買い手の心情 |
2講 決算書改善コンサルティング |
1. 経費見直しの効果 |
2. 事例(小売業) |
3. 事例(工事業) |
4. 簡易企業評価実習 |
5. 買い手に合わせた価格バリエーション |
6. M&A周辺のビジネスチャンス |
▶実施予定日
毎月、第4曜日(会場の都合で変更の場合有り)19時より大阪産業創造館で開催。
▶参加資格者
M&A 実務家養成講座終了者、または M&A に興味を持つコンサルタントの方。
▶目的
M&A の相談を受けるための手法とる M&A 周辺知識の習得と最新情報の取得
▶オブザーバー参加
当勉強会では、M&A に興味を持つコンサルタントの方のオブザーバー参加(無料)を受け付け ています。参加希望の方は、お問い合わせフォームより、メールをお願いします。
勉強会風景
勉強会風景